WEBデザインが3度の飯より好き!自分の時間を削ってでも制作したい!っていうアツいクリエイター精神があるのは前提として読んでね。
選び抜いた各5選。掲載にあたりめちゃめちゃ考えました。
WEBデザイナー=「海の見える素敵な別荘で海風に吹かれながらコーヒーを飲みつつワーケーションできるフリー素材写真的なお仕事」の幻想をぶち壊す正直な意見です。
良かったら読んでいってね!!!
※これって個人の感想ですよ(ひろゆき風)
何だかんだでデザイナー歴8年目。
WEBデザイン・コーディング・グラフィックデザイン・ロゴデザイン・動画編集・イラスト制作・漫画制作など引き受けているうちにいろんな制作のオールラウンダーになってしまった悲しきデザイナー
WEBデザイナーに向いている人 5選
1.自分ですぐ調べるくせがついている人
サイト制作には納期があるので、1件の制作に時間がかけられる日数は決まっている。あれこれ模索する時間も大切だけど、とにかくすぐ調べるくせがついていないと、納期に間に合わなくなるから。
他の職業よりも、人(上司・先輩)に直接聞く機会が少ないイメージ。自分がやりたいことは、自分でググれ!ってスタンスの業界だと思っている。
2.見てくれる人、読んでくれる人のことを常に意識できる人
サイトを作るにしても、バナーなどの広告物をつくるにしても、「人に見てもらってなにかしらの効果を得ること」が最終目標!
例えば何か商品を売るサイトなら、サイトを見る人(エンドユーザーっていうよ!)がこの商品をみて、買いたいなと思って、最後の購入ボタンを押してもらうのが目標。
そのためにも、どうしたらユーザーが買ってみたいと思ってくれるのか、商品がもっと魅力的に見えるか、ほかにユーザーが買いやすい方法がないか、常に意識して作れる人は強い!
そしてクライアントに対しては、クライアントが求めるもののさらに上のクオリティで制作物を提供できるホスピタリティがあるとなお良い。
3.クライアントにも提案できる人
無くてもいいスキルかもしれないけど、あったほうが絶対いいと思うスキルナンバーワン。クライアントの言った通りに作るのが一番スムーズにOKをもらえる方法ではあるけど、一歩進んで、「こういうことも弊社ではできます」「こうしたほうが絶対ユーザーに喜ばれますよ」と提案できるのがいいデザイナー(だと思ってる)。
ただし納期内でできる範囲で提案しないと意味がないし、クオリティを担保する約束をしたようなもの。
自分で自分の首を絞める可能性があることも承知のうえで提案できなければならない。
4.妄想力が強い人
仕事においてこれが一番必要な気がする!こんなふうになったらいいな~こうなったら素敵だろうな~と妄想することで、新しいアイデアが出てくるし、チャレンジする精神も生まれるし、結果いいものが生まれる気がする。
こんなことしたら相手が喜ぶぞ~ととことん勝手な妄想ができると強い。
どんな案件に関しても、ターゲットを決めて作るのが定石だけど、人物設定が細かければ細かいほどいいといわれている。
それは特定のだれか一人に向けて作ったほうが、デザインに力をこめることができるから。
5.取捨選択の考えができる人
デザインの語源 [ de(削る) ][ sign(形作る) ] がデザインの語源。つまり「より分かり易く、シンプルにすること、磨き上げること」。
デザイン=「見栄えを良くすること」じゃなくて、それは結果そうなるってだけで、過程としては余計なものや情報を削り落として伝えたいことを伝わりやすくする作業=WEBデザイナーの仕事。
どんどん要素を足していくのではなくて、この内容のなかで重要なことはなにか・減らせるところはないか見極める目を持ってる人はとても向いていると思う
WEBデザイナーに向いていない人 5選
1.PCの前に座ってるのがとにかくつらい人
8時間労働中、7.5時間くらいはずっとPCの前に張り付いてるかな。体を動かしたいけど、仕事に没頭するとほんとずっとPCの前にいる気がする。
からだを動かしたい、人と話すのが好き、って人はかなりつらいかもしれない。
基本、作業中は無言で没頭するか、独り言をしゃべってる(やばいやつ)
2.複数のツールを使いこなすのが苦手な人
ひとつのサイトを作るのにも最低3つくらいのソフトは使うかも(Figma.、Photoshop、Illustrator などなど)案件によっては動画ソフト、他のクリエイティブソフトも使うこともある。
各ソフトの操作ができること前提で仕事がふられてくるので、一通り使いこなせないと仕事にならない。
ソフトの機能もいろいろあるから、判断して使い分けスキルが必要。慣れるまでが結構大変。
3.相手からのダメ出しを素直に受け取れない人
上司や先輩からのフィードバックはとくに厳しいことを言われがち。いちいちへこんでたら仕事が進まないので、切り替えの早さも仕事のうち。「まだこれには伸びしろがあるってことですね!ご意見ありがとうございます!」ぐらいのスタンスでいないと心がしんどくて仕事が進まない。
もしフリーランスってなったら、人に話せないからフィードバックは自分自身でやってブラッシュアップしていかないといけない。
そういった第三者的な目線を持つスキルも必要になる
4.一定の同じ作業をすることが好きな人
WEBサイトはとにかく、次に何をしたらいいか、ずっと考えて動き続けないと完成しない。しかも締め切りはせまってくる…(プレッシャー)!
だから、一定の作業が好き!何も考えずにできる仕事がいい!時間にしばられない仕事が好き!定時過ぎたら仕事なんて忘れちゃう!って人は正直一番向いていないと思う
5.お金の話が嫌いな人
「プロだしこれくらいのことできるでしょ?」って思われる職業ナンバーワンだと思ってる(笑(偏見)
無償で、タダで、サービスでやってあげることも時々あるけど
「仕事なんでお金もらいます」は言えないといけない。「予算いくらですか?」「○円でしたら引き受けますが良いですか?」
お仕事である以上対価は要求しますよ!!!!(もちろんある程度上乗せありで)
自分以外のデザイナーが甘くみられちゃうのもいやだし。
デザインの仕事以外言いにくいお金の話はむしろ積極的に言ってあげたほうが相手のためだとも思ってる
WEBデザイン業のメリット 5選
1.PCがあればどこでも仕事ができる
これは一番のメリット。PCがあればわざわざ出社することなく、自宅だろうと、カフェだろうと、実家だろうと空港だろうと、(全部やったことある)Wi-Fiがつながりさえすれば作業可能。
でもリモートは身なりへの興味関心が確実に落ちるね、間違いない。
2.伝わりやすいレイアウトを常に意識できるようになる
職業病かもしれないけど、相手がどうしたら読みやすいか、理解しやすいかは息をするように考えるようになる。
だから、レイアウトに対してのこだわりが強くなるし、時間をかけて作ったり書くようになる。
(これはもしやデメリットなのでは?
直感的に見やすい、分かりやすく伝える技術が自然と身につくのは仕事人生長い目でみてとてもメリットだと思う
3.自分の仕事の功績がカタチとして残せる
他の仕事と大きく違うのはこの点。WEBに限らず、デザイナー全般が転職に強い(と言われている?)所以はここにあると思っていて、
転職の面接で「前職ではこんなことをしていました」「こんなことができます、スキルがあります」と口で言われるより、
ポートフォリオを見せて「これくらいの成果物が、何日で作れます」「自分はこういったデザインができます」とモノを見せて話すことができる。
また、他社の案件やイベントの案件などで自分の作ったものが採用されると、なにかしらの反応が返ってくるので、(エゴサとかして)世の中に出て、知らぬ誰かになにかしらの影響を与えていると実感ができることはメリット。
4.自分好みの仕事道具をそろえるのが楽しい
仕事道具(PC、マウス、ディスプレイ、その他もろもろ)にお金をかけると、仕事に対するモチベーションがめっちゃ上がる!楽しくなる!
他の職業に比べて、生み出した金額の割合と比べると割と安く済んでいる方だと思う。
仕事で使うものにたいしてお金をかけるのは一番いいお金の使い方だってヒカキンも言ってた
5.ほめてもらえるとうれしい
これは一番のやりがいかもっていうか、これがなきゃやってられませんよまじで。
自分のなかのイメージが形になって相手の目にとどくから、「すごい!」「いいね!」と言ってもらえるのはとてもうれしい。
「また依頼したいです」、「あなたの作った○○がわが社で好評です!」などなどお世辞でも言ってもらえるとキュンとして、またぜひ~!ってなっちゃう、軽い。
WEBデザイン業のデメリット 5選
1.制作者の目線でしか見れなくなる
いままで何気なく見ていたサイト、広告物、バナーなどなど自分で脳内評価をつけ始める
「もっと、こここうすればいいのに」「なんで風にするんだダサすぎ」「これはどういったコンセプトで?」「このフォント何つかってるんだろう」といちいち考えてしまう職業病。
へんに分析癖がついてしまって純粋に制作物を見れなくなって悲しい
2.肩こり・腰痛・眼精疲労とはおともだち
向いていない人で話した通り、とにかくPCに向かっている時間が長いので、肩こり、腰痛には悩まされるわ、眼精疲労は常態化だわ、運動不足でちょっと走っただけでも息が切れるわで体力の衰えを常に感じる
3.会社にもよるけど、WEBデザイン業は長時間労働が当たり前の世界
前にいた会社もそうだけど、とにかく作業時間がながくなるから、長時間労働が当たり前ワールド。
今は定時で上がりたいがために、常に爆速で仕事をこなしてるけど、終わるころにはどっと疲れてるなんてこともしばしば
だから常に効率化!効率化!!効率化!!!
家庭や子育てと両立させるなら正直もっと時間に余裕があって楽な仕事いっぱいあると思ってる(笑)
未経験からとなると、最初は本当にやること覚えること多くて、長時間労働は覚悟かもしれない
4.正直、給料は見合ってない
会社は歩合制じゃないから、毎月同じ額しかもらえないし、おそらく同年代の社員も同じくらいなはず。。。
でも自分のスキルとたまに比べちゃうこともある笑(ITの初歩の初歩的なことも知らない人とか)
より高度なスキルを常に求められているのは自分だけなのでは…?であればもう少し額もらってもいいのでは…?って思っちゃう
でもやっちゃうのはデザインが好きだから!!
5.生みの苦しみ、生みの喜びがある
気分がノってるとき、ノっていないときの差が激しい。人間だもの。
提出日が迫っていて、案やイメージが浮かばない時はほんとにピンチ!変な汗も出るし(笑)これはWEBデザイナーあるあるかもしれない。
「あ~やべ~限界だ~」と苦しいなか作業をしていて、急にパッと視界が晴れることがある。
今までの記憶の限り、どんな案件もとん挫したことないことを考えると、産むときに苦しい思いはしてるはずなんだけど何だかんだ苦しみを毎度忘れてるからやってこれているのかもしれない。
本当、仕事が好きだからやっていけているところあると思いますよ正直!!!
以上、自分が正直に思う、WEBデザイナーに向いている人・向いていない人、WEBデザイン業のメリット・デメリットでした!
どんな職業にも向き不向き、肌に合う合わないはあると思うので、合わなければ別の職業に行ってもいいじゃん!って思ってます。
これからWEBデザイナーになりたいという方、あたまの片隅にでも参考にしてもらえるとうれしいです!